Rの”リアルに感じる”という特徴を活かして、襲い掛かってくる恐竜や怪物の姿を楽しむVR作品がいくつかあります。
所謂「怪獣モノ」の中でも、ずば抜けてクオリティの高い作品を今回VRで体験したのですが、いや~まるで映画の中にいるかのような迫力でしたね!
さすがはGoogleがサポートしている会社が作成したVR動画だけあって、良く出来ている。VR動画としては長い5分近くある作品でしたが、作品に没頭しすぎて、この5分があっという間に過ぎて行ってしまいました。
\2020年10月以降、YouTubeの仕様変更によりiPhoneでの2眼VR機能の対応は終了しています/
VR動画をYouTubeで体験!SF映画にありながちなストーリーを見事にVRで再現
日本の『ゴジラ』から続く怪獣映画の系譜として、巨大な怪獣が人間に襲い掛かかるという絶対的な”お約束”があります。
このお約束をどう見せるからが、製作者の腕の見せ所なのですが、今回私が見た動画では、襲い掛かってくる怪獣の見せ方が見事でした。
最初は小さな怪獣が、どんどんと大きくなっていき、1人の女性を追いかけていくのですが、その臨場感たるや映画以上!
チャイナタウンの一角から、地下鉄という閉鎖空間に逃げ出すというストーリー展開とVR動画で実勢に迫りくる怪獣の動きが絶妙にマッチしていて、まるで短編映画を見ているような面白さがありました。
怪獣が迫ってくる恐怖とうまいまとめ方に満足
地下鉄の中という閉鎖空間とVRというツールを上手く組み合わせただけあって、怪獣が迫ってくる臨場感はストーリーが進んでいくごと増していき、さながら自分が本当に怪獣に襲われているような錯覚にすら陥ってしまいます。
また、最終的に怪獣がゴジラクラスにまで大きくなるのですが、大きくなったら、大きくなったでこれがまた迫力満点!
映像の最後まで飽きさせないストーリーの工夫は、他のVR動画にも見慣れって欲しいぐらいですね。そして、何より物語のまとめ方もうまかった。ややすると、投げっぱなしジャーマンになってしまいがちなVR動画を1本のストーリーとしてまとめた監督の腕は賞賛に値します。
ちょっと小さなお子さんには見せにくい作品ですが、大人なら十二分に楽しめるので、VR初心者はこの動画から見た方が良いかも知れません!
\2020年10月以降、YouTubeの仕様変更によりiPhoneでの2眼VR機能の対応は終了しています/
VR動画をYouTubeで体験!