私は無視が大の苦手です。特に飛んでくるやつ。
春先窓を開けて気持ちいい風だなあと思っているとカーテン裏でブーンと羽音がきこえるだけで身の毛もよだつ思いがする。
別に飛ぶこと自体はいい、鳥とか可愛いもん。
でも昆虫ってフォルムがまず生理的にうけつけませんわ。
あれ顕微鏡で見てください、地球外生命帯の顔ですよ。
拡大写真とかエイリアンそのもの。
この映像はそんな昆虫になった気分を味わえる一風かわったVR動画です!
\2020年10月以降、YouTubeの仕様変更によりiPhoneでの2眼VR機能の対応は終了しています/
YouTubeでみる巨大な花!?いえただの菜の花です!昆虫視点の驚愕な世界に没頭!
これは2016年にmpk VRさんが制作した虫視点のシュールなVR動画です。
まずはダンボールが開く。
次に気が付くのは草原地帯。
まるで蝶々にもなった気分で草木の茂みに身を潜める。
やがて映像が切り替わり、今度は黄色い菜の花畑を飛び回るのだ。
まるで蜜を必死で集めるミツバチの気分だ。
もっとも驚いたのは花畑の壮大なスケール。
なんてことない空や草や木の数々が、昆虫スケールでは巨大サイズになってしまうのだ。
<h3>人間たちに気づかれないように草木に身を潜めよ!</h3>
僕たちは昆虫を発見するときいつも厄介な存在だと認識してる。
僕のように嫌悪感すらもっていることが多いだろう。
人間は彼らにとって、進撃の巨人に出てきた大型巨人のような存在だ。
巨人に見つからないよう身を潜めながら生活をする必要がある。
しかも昆虫の敵は人間たちだけじゃない。
昆虫スケールだと草木は自分の身を隠すのにちょうどいい。
しかしそれは同時に自分たちを襲う天敵たちも同様に隠れやすいことを意味する。
動画をみててわかるのが、彼らにとってはエサの調達すら命がけだということ。
恐ろしい捕食者たちがいつ360度襲ってくるかもしれない恐怖感。
黄色一色の美しい菜の花畑の風景も、昆虫にとっては生きるか死ぬかの戦場なのだ。
昆虫視点の不思議映像!草木を昆虫スケールで楽しんでみよう!
人生で一回も昆虫になりたいと思ったことはないですが、「こんな気持ちなんだな」と昆虫の気分を味あわせてくれる奇妙なVR動画です。
シュールな動画の割に結構考えさせられるので、日頃虫にうんざりしている人も彼らに感情移入してしまうかも!?
VRで周囲を見回すと写ってる人間が、自分をひねり潰してきそうでなんか怖い。
う~ん、蚊もこんな気分で我々をみているのかもしれないな。
なんか、かわいそうになっちゃったかも。