北海道は観光スポットとしてだけでなく、バイカーの聖地としても知られています。
どこまでもまっすぐな道路が続く、夏の北海道は多くのバイカーの理想郷でもあります。
バイクと一体になり、どこまでも遠くまで走っていける――その爽快感はバイクに乗らないものとしては、ちょっと羨ましかったりして……。
さて、今回ご紹介するVR動画は、どこまでも続く自由な走りを追求して生まれた「Suzuki V-Strom650XT」に撮影者さんが乗って、北海道の石狩市にある厚田村まで、走っていくというロードムービーになっております。
厚田村付近は、日本海沿岸に位置し、古くからニシンの漁場としても知られていた場所なんだそうです。
本VR動画では海岸線沿いも走るので、かつての漁場の賑わいを少しは体感できるかも?
なにはともかく北海道の広大な自然を感じるVR動画のレビューを早速ご紹介したいと思います。
\2020年10月以降、YouTubeの仕様変更によりiPhoneでの2眼VR機能の対応は終了しています/
VR動画をYouTubeで体験!音楽とバイク、ただそれだけ。渋い男のVR動画
本VR動画は、初夏の北海道を厚田村まで走るという、すこぶるシンプルな動画です。
時折、寄り道するシーンなどが合ったりするものも、音声らしい音声はなく、ただひたすらにバイクで北海道の広大な自然の中を走り、バックミュージックがそれに流れていくだけ……というバイクや北海道の自然が好きではない人からすると「これを見ていて楽しいの?」と聞きたくなるようなVR動画となっております。
まぁ、たしかに北海道の自然とは言え、10メートル起きに怪人が出てきたり、動物が出てきたりするワケではないので、興味がない人からすれば、いつまでも同じところを走っているように見えますが、北海道をドライブしてみたい、という人からすると、そんな代わり映えのない風景すら面白く感じるのです。
というか、まっすぐ道路がただただひたすらに進むだけ、ってのもっ都会じゃなかなかお目にかかれない風景ですよ!
ビルも大きな山もなく、ずーっとまっすぐ、ずーっとまっすぐ走っていくって、バイク乗りでなくとも、楽しさが理解出来ます。
「え~本当にそんなにこの動画面白いの?」と思われる方も、一回見てみたら、私が言っていることがわかるかも?
飾りっ気がないからこそ、癒されるVR動画です!
不必要なものを削ぎ落とし、ロードムービーとして仕上げられた、本VR動画は、まさしく「男のためのVR動画」みたいな位置づけの動画だと思うんです、勝手にですが。
必要以上のことを語らず、ただひたすらにバイクで走るだけ。
そういう男のシンプルさと北海道の大地をバイクで走るというのが、なんともマッチして、ちょっとしたロードムービーのような雰囲気を動画から感じずにはいられませんでした。
もちろん、360°ぐるりと動画の中を楽しめるので、テレビではなかなか写されることのない生の北海道が見たい方は、この動画を見て、疑似北海道旅行を楽しむのも悪くないかも?
飾りっ気がないからこそ楽しめるVR動画ですが、人を選ぶは、選ぶので、興味がある人は、とりあえずちょっとでも良いからみてみてはいかがー?
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