私は子供の頃から花火があまり好きではなかった。
なぜだか花火をみてると気分が滅入るのだ。
特に悲しいのが線香花火。
ジジジジと小さく燃え、ポトっと地味に落ちる。
なんだかパっとしない自分の人生をみせられてるようでさみしくなる。
花火って夏が終わるイメージで、まるで日曜日のサザエさん症候群と同じ気分になる。
そんな花火をネガティブに捉える僕の価値観を180度変えたのが、この日本三大花火の360VR動画です。
この映像は花火が苦手な人にとってもオススメできる最っ高のVR花火動画です!
\2020年10月以降、YouTubeの仕様変更によりiPhoneでの2眼VR機能の対応は終了しています/
YouTubeでみる量も、質もを求めた大会提供連射花火!巨大なスケールに興奮!
花火大会のテーマは歓喜。
テーマ曲となっているヴェートーベンの第九、「歓喜の歌」に乗せつぎつぎと花火が打ち上がる。
見ればわかる。花火の色彩、形、打ち出すタイミング。
すべて一級品。
花火については素人だが、これをみてしまうと数だけの花火大会が子供のお遊びに思えてしまうほど1発1発のクオリティが高いのだ。
クライマックスでは無数の花火が一斉に飛び散り、まるで昼夜逆転したように周囲を照らす。
歓声と拍手につつまれる会場。
360度見れるので自分がその場にいる可能ような錯覚に陥る。
人口わずか4万人程度の街に、毎年70万人以上が訪れる花火大会、それが大曲。
その理由はこのVR映像をみれば理解できるはずだ。
<h3>花火師たちも火花を散らす!一瞬の輝きに一年を費やす職人たち!</h3>
大曲は俗に言う「お祭り」の花火大会ではなく、花火職人たちが腕を競う「勝負の場」なのだ。
つまり上空で見る花火とは裏腹に、花火職人同士で熱き火花を散らしている。
この大曲花火大会で賞を獲得すると、翌年からは大きな花火大会からの仕事も殺到したり、花火師にとって大きな泊がつくことになる。
上空を飾る花火ひとつひとつに、職人たちのこだわりの技があり、その心のこもった職人魂がみてる人々の心にも響くのだ。
大会委員長曰く「数だけみたいなら他の花火大会でも見れる。先進的で創造的な花火に挑戦してこそ大曲」。
量より花火の一発一発の質にこだわった花火を堪能できる大曲花火大会、それを是非VR映像で楽しでほしい。
大迫力の大曲花火大会を季節問わずに360度で楽しんでみよう!
真っ暗な夜の撮影ですが、花火が神々しく周囲を照らし熱気が画面の中から伝わってきます。
見終わったあとはなんだか晴れ晴れしく、「また明日から頑張るか!」と前向きな気分にさせてくれる。
花火をネガティブにとらえるのはもうやめよう。
本物の花火は見る人の心を明るくするのだ。
この年の大会は、前日まで豪雨被害があたり一面が水浸しになっていたらしい。
それに負けじと賢明に大会関係者が復旧作業に徹し開催にこぎつけた2016年の大曲花火競技会。
地元の誇り、そして花火職人たちの技をVR動画で楽しんではいかがだろうか。