フィールド・オブ・スクリームズをご存じでしょうか?
ざっくり説明しますと、定期的にアメリカで行われているアトラクションタイプのホラーエンタメ展示会のようなものです。
ミニホラーハウスやそれらに係る施設がサーカスショーのテントのように連なり、敷地内ではゾンビが闊歩するわチェーンソーを振り回す人に追いかけられるわで、ホラーものが大好きなアメリカらしいお祭り騒ぎのホラーイベント、それがフィールド・オブ・スクリームズ!(以下FoS)
\2020年10月以降、YouTubeの仕様変更によりiPhoneでの2眼VR機能の対応は終了しています/
YouTubeでみる青白い肌の表情に身構えると・・・・・・襲ってこないんかーい!
動画の視聴を始めると、前置きなんかしゃらくせえとばかりに突然バスタブのカーテンを突き飛ばしてゾンビ(?)が登場!話が早い!
耳障りさが心地よいホラーテイストBGMに、髪をかきむしる女性のゾンビっぽい人。
笑顔か狂笑か区別できない、そんないい表情のゾンビさんは髪を振り乱しつつおもむろに近くの便器へ腰掛けます。
襲ってきたりは特になく、ホラーのはずなのに怖くない、そんなコミカルな様子がちょっとクセになりますね。
ラストはドドーンとFoSの宣伝キャッチが現れて終幕です。
『いかにも』なセットがホラーファンにはたまらない!?
40秒と大変短いVR動画の本作ですが、キャッチーなロゴにわかりやすいホラーのセット、わかりやすいゾンビさんの3点セットで「あ、そういう宣伝なのね!」と超速理解を促してくれます。
アメリカの古めかしいユニットバスのスタジオセットは、ただの作り物とわかるからこそそれらしく見えるもの。
ホラーをこよなく愛する筆者としてはたまらなくグっとくるなにかがあります。
ホラーゲームなどでよく見る煤けたタイル壁や便器や鏡などがとてもそれっぽく感じられ、白と青のライティングと赤いエフェクト効果はVRゴーグル越しだとなかなかいい雰囲気でした。
観光名所としてもっと広まって欲しいFoSを知る切っ掛けに
日本だとあんまりメジャーな観光先としては紹介されないFoS。
カタカナで検索してもあんまりヒットしないくらいには日本での知名度がありません。
アメリカではハロウィンの定番的なものなのですが、ホラーハウスを手がける職人個人に熱狂的なファンが付くほどの人気ぶりなのです。
この動画でも「ビビらせる」ことより「ホラーテイストを楽しませよう」という雰囲気を感じることができますよ!
海外にはホラーをこんなに面白く手がける集団がいるんだと、VRゴーグル越しにでも感じてみてもらいたいですね。
ホラーとVRの相性は素晴らしいので、もっとなが~い体験PVなんかも、今後に期待しちゃいます。