手軽にVR動画・ゲームを iPhone & Android で楽しめるってホント?
最近何かと話題のVR。2016年は「VR元年」ということで、手軽に楽しめるVRコンテツは少なかったですが、今はさまざまなVRコンテツが登場しており、誰でも手軽にVR映像やゲームを楽しむことが出来るようになりました。
しかし、まだ多くの人は「PS4 VR」のように専用のヘッドセットがなければ、VRゲームやVR映像を楽しめない、と思われているのではないのでしょうか?
確かにPS4でゲームをプレイする際には、専用のヘッドセットがなければ、VRコンテンツを楽しむことが出来ませんが、実はお手元のスマホ――iPhoneやAndroidでも、VR動画・ゲームを楽しむことができるんです!
お手元のスマホ + 格安VRゴーグルを組み合わせることによって、アナタも今すぐVRコンテンツを楽しむことが可能です。
それでは、iPhoneやAndroidでVR動画・ゲームを楽しむには、どうすれば良いのか、その方法を詳しくご紹介させて頂きます。
[VRチェック]アナタのスマホはVRコンテンツを楽しめる?
- YouTube動画・ゲームをプレイ可能だ
- 最新の状態にアップデートしている
- タブレットではなくスマホを持っている
- ジャイロセンサーが搭載されている
上記の項目にチェックがついたならば、アナタのスマホでVR動画を楽しむことが出来ます。
これらの条件を満たさない場合は、これからご紹介する外付けのゴーグルを利用してもVR動画を見ることが出来ないので、スマホの買い換えを検討した方が良いかも……?
【オススメ】よりリアルにVRを楽しみたいなら4Kスマホを選ぼう!
VRゴーグルをつければ、多少画像が荒かったとしても、その世界をリアルに感じることが出来ます。
しかし、画像がもっとキレイなら、よりその世界をリアルに感じるだけでなく、VRな世界に没頭しやすくなるのです!
かつてのゲーム画面はドットや荒い3Dでしたが、現在プレイすることが出来るゲーム画面は解像度が上がった結果、同じ3Dでも、まるで映画や現実のように感じることがありますよね?
実はこれはVRコンテツでも同じことが言えるんです。
同じVRコンテンツでも、スマホの画面が4K対応かそうでないかで感じ方が大きく変わってしまいます。
もしもアナタが、VRをより楽しむためにスマホの買い換えをご検討中ならば、どうせなら解像度が高く、映像をより美しく楽しむことができる4K対応のスマホをお選びになることをオススメします。
[VRの楽しみ方] iPhone & Android でVR動画・ゲームを楽しむ方法
それでは上記の項目を満たすスマホを持っている場合は、どうやってVR動画を楽しむことが出来るのでしょうか?
まず知っておいて欲しいのは、iPhoneにせよ、Androidにせよスマホ単体ではVR動画・ゲームを楽しむことは出来ません。
お手元のVR動画・ゲームを正しく楽しむためには「VRゴーグル」が必要になります。
画像①
画像②
手軽にスマホでVR動画・ゲームを楽しみたいなら、1,200円から購入可能なVRゴーグル『ハコスコ タタミ1眼』と『ハコスコ タタミ2眼(T2)』がオススメです。
このようなVRゴーグルに、お持ちのスマホを正しく装着し、ゴーグルを被って、VR動画を見たり、VRゲームをプレイすれば、アナタの眼前には現実とは異なる世界が広がっているハズ!
【疑問】なぜVRゴーグルが必要なの?
今までのゲームや3D映画は、専用のメガネをかけるだけで、楽しめたのに、なぜVRになると、VRコンテンツを楽しむために、VRゴーグルが必要になるのでしょうか?
その理由はVRゴーグルをかぶり、視野を限定することでしか、人間の脳が眼前に広がる映像を”現実だ”と感じることが出来ないからです。
例えば、スマホ上でもVR動画を見るだけなら出来ますが、全く臨場感はありませんよね?
これは私たちの脳に原因があります。
私たちの脳は画面で見た映像と実際に眼で見える映像とを区別しており、いくらテレビの解像度が上がっても、右を見たり、左を見たりすると映像が見切れてしまうため、非現実としか認識されないのです。
しかし、VRゴーグルをかぶると目の前で見える景色が360°首をかしげてみても、頭を振ってみても、まるでその映像の中に入り込んだようにどこを見ても、その映像の世界が続きます。
私たちの脳は「映像が見切れない」「どこまで行ってもその世界が続く」と認識した場合は、それがたとえおとぎ話のように荒唐無稽なものだったとしても“現実”と受け止めてしまい、それを本物だと錯覚します。
その本物だと錯覚する非現実を楽しむものこそがVRというコンテンツなのです。
そして、脳を騙し、よりVRの世界をリアルに感じるために、たとえスマホでVRコンテンツを楽しむとしても、VRゴーグルが必要になります。
つまり、VRゴーグルは自分の脳を騙し、より非現実的な世界をリアルに楽しむために必要な必須アイテムなんですよ!
[VRゴーグルの選び方]1眼と2眼どっちを選べば良い?
スマホで楽しむタイプのVRゴーグルには、大きくワケて2種類あります。
それが「1眼」と「2眼」です、”眼”とはVR画像をリアルに見るために必要なレンズの数のこと。
つまり「1眼」のVRゴーグルはゴーグルの中ににレンズが1つだけ入っており、「2眼」の方はゴーグルの中にレンズが2つ入っているということです。
レンズが1つと2つで大差がないように思えますが、実際には見え方は大きく異なります。
「1眼」のVRゴーグルの特徴
横長のレンズが入っている1眼ゴーグルは、両方の眼球で同じ画面を見るので、眼球の動きがテレビ画面を見るときと同じようになり、眼に対する負担が低いという特徴があります。
また1眼の場合は、両目でしっかりとVR映像を見るので、対象を見る際に眼球が斜めの方向を見てしまう「斜視」のリスクを大幅に避けることが出来ます。
ただし、1眼のモノは2眼に比べると、解像度も低く、立体感が劣るため、VRコンテツの世界を楽しみにくいという特徴があります。
- 眼に優しい
- 斜視になりにくい
- 解像度が低い
- 立体感を感じにくい
- VRコンテツに没頭しにくい
「2眼」のVRゴーグルの特徴
VRゴーグルにレンズが2つ付いている2眼の場合は、眼を交差してVRコンテンツを楽しむため、立体感があるだけでなく、よりその世界に没頭しやすくなります。
当然レンズが2つも付いているため、1眼に比べて画像の解像度が、かなり上がります。
このように2眼はVRコンテンツの質の底上げ効果は高いのですが、デメリットも大きいって、ご存知でしたか?
2眼のVRゴーグルは1眼と異なり、それぞれの眼でスマホに映し出されている映像を見ます。
その際、両目でしっかりと映像を見るのではなく、それぞれの眼で映像を見てしまうため、どうしてもどちからの眼に偏った見方をしてしまいます。
映像を”見る”という点では、1眼も2眼もどちらも同じ”見る”なのですが、眼と脳の使い方が、1眼と2眼だと大きく異なり、結果的にそれぞれの眼で映像を見る2眼の方が眼と脳を酷使するため、大人であっても2眼のVRゴーグルを使うと眼が疲れやすくなります。
また眼球の発達が、まだ未熟な12歳以下のお子さんが2眼のVR映像ゴーグルを使ってしまうと、眼の見え方に影響を与える「立体視細胞」と「瞳孔間距離」の発達が異常になってしまい、結果的にお子さんの斜視を引き起こす原因になってしまうことがあります!
だから、小さいお子さん(12歳以下)にVRコンテツを見せる際には、2眼ではなく、1眼のVRゴーグルで見せるようにしましょう。
- 解像度が高い
- 立体感を感じやすい
- VRコンテツに没頭しやすい
- VRコンテツを楽しみやすい
- 眼が疲れやすい
- 子どもが使うと斜視になる可能性がある