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VRコラム

[VR酔対策一覧]自分にぴったりのVR酔予防法が見つかる! VR酔対策10選

投稿日:2018年1月11日 更新日:

[VR酔対策一覧]あの気持ち悪いVR酔は対策可能です!

VRアプリをプレイしていたり、VR動画を見ていた時に「うわっ、気持ち悪……」と思ったりしたことありませんか?

まるで重度の車酔いのように、吐き気がむくむくと顔をもたげてくる、あの「VR酔」は、車酔いと同じく、脳の混乱によって生じます。

決してVR独自の問題ではなく、原理は車酔いと同じなので、車酔いを予防することが出来るように、VR酔も事前に対策しておけば、しっかり予防することが出来ますよ!

ちなみにVR酔を予防するには、以下のような方法があります。

VR酔を予防する10の対策法

 


 

  1. VRに慣れる
  2. 酔い止めを飲む
  3. こまめに休憩をする
  4. 水分&栄養補給を行う
  5. 高画質なスマホを使う
  6. 高性能なスマホを使う
  7. イスに座ってプレイする
  8. 「まばたき」を意識して行う
  9. 体調が悪い日はVRの使用は控える
  10. 自分の視線とVR画面の視線をあわせる

 

これら全ての対策を行えば、ほとんどの場合VR酔を予防することが出来るでしょう。
もちろん、どれか1つを行っても、十分VR酔の対策になりますよ!

ということで、気になるVR酔対策について、1つずつ解説させて頂きます。

1.VRに慣れる

車酔いになりやすい人でも、車に乗る回数が増えたら、不思議と車酔いをしなくなるものです。
これは脳が「車で移動する」ということになれるからです。

VR酔も引き起こされてしまうメカニズムは車酔いと同じなので、VR画面やVRアプリ内の挙動に慣れることで、VR酔になりにくくなります。

毎日VRアプリをプレイしていれば、そのうちVR酔をしにくくなりますよ!

2.酔い止めを飲む

VR酔は車酔いと同じメカニズムで引き起こされます。
つまり、逆説的に車酔いを予防する「酔い止め」を使うことで、VR酔も予防することが出来るのです!

ただし、毎日のように酔い止めを飲んでいると、肝臓が悪くなったり、薬の効果が効きにくくなってしまいます。

基本的には「酔い止め」以外の他の方法でVR酔対策を行ってください。

3.こまめに休憩をする

車酔いも、長~く車に乗っていると、脳と身体が疲れて引き起こしやすくなります。
VR酔もコレと同じで、長~く動画を見ていたり、アプリをプレイしていると、健康な状態であってもVR酔になりやすいので、こまめに休憩を取りましょう!

4.水分&栄養補給を行う

動画やゲームに集中していると、ついつい水分補給や栄養補給を忘れてしまいます。

しかし、身体の中から水分や栄養が不足すると、血行が悪くなるため体調も崩れやすくなり、結果的にVR酔が引き起こされてしまうことがあります。

また効果的にチョコレートや飴などで「糖分」を補給することにより、脳の働きがスムーズになるので、VR酔しにくくなりますよ!

5.高画質なスマホを使う

画質の悪いスマホを使って、VR動画を見たり、VRアプリをプレイしていませんか?

画質が悪いということは、それだけ目や脳に負担がかかっているということです。
高画質で動画やVRアプリの中の映像がヌルヌル動くものと、カクカクとしか映像が動かないものとでは、VR酔のなりやすさも大きく異なります。

VR動画やVRアプリを楽しむためにスマホを買い換えようとお考えの方は、なるべく高画質なスマホを選ぶようにしてください。

6.高性能なスマホを使う

VR画面の挙動がスムーズになるかどうかは、スマホの画質だけの問題ではありません。
スマホのスペック的に古いものの場合は、高性能なスマホに比べてVR画面の挙動が遅く、自分の動きと齟齬(そご)が生じてしまう場合が多々あります。

この自分の動きとの”齟齬”がVR酔の原因です。
VR酔を根本的に予防するためにも、高画質なだけでなく、処理速度も速い高性能なスマホを利用するようにしてください。

7.イスに座ってプレイする

アナタは普段、どのようにVR動画やVRアプリをプレイしていますか・
まさか寝転がったままじゃありませんよね……?

VR酔は車酔いと同じく、自分の身体が感じる感覚と脳が感じる感覚との齟齬によって生まれます。

アナタの身体は横になっているのに、VR画面の中のキャラクターだけ、縦横無尽に動き回っていたら、「身体感覚」と「脳の感覚」に齟齬が生まれ、当然のようにVR酔になりやすくなります。

だからなるべく、横になった状態ではなく、イスに座った状態でVR動画やVRアプリを楽しむようにしてくださいね。

8.「まばたき」を意識して行う

VR動画やVRアプリをプレイしている時以外でも、私たちは「まばたき」を意識して行うことはありません。

しかし、私たちが無意識に行っている「まばたき」には、目にゴミが入らないようにするだけでなく、ドライアイを予防したり、脳のリセットを行い余計な情報を一旦整理することが出来るとされています。

だから、意識的に「まばたき」を行い、適度に脳のキャッシュデータを消去し、自分の脳のパフォーマンスを落とさずVR酔をしない脳を維持するようにしましょう。

9.体調が悪い日はVRの使用は控える

体調が悪いということは、身体の具合も悪いですが、脳の具合も悪いということでもあります。

パソコンで言うならば、一時的にCPUの処理速度が落ちているのうが、体調が悪い状態であり、こんな状態のパソコンを使っていたら、動作が不安定になったり、処理落ちしてしまったりしますよね?

人間の脳も、これと同じです。
体調が悪い日はVR動画もVRアプリもおやすみ。

たったこれだけのことで、あのVR酔の気持ち悪さから我が身を守ることが出来ますよ。

なお、寝不足でも脳のパフォーマンスは下がり、VR酔になりやすくなるので、なるべくしっかり寝てからVR動画やVRアプリをプレイするようにしてくださいね。

10.自分の視線とVR画面の視線をあわせる

VR動画やVRアプリだけでなく、PSVRなどの本格的なVRゲームにも共通しているVR酔の原因が、VR画面の中のキャラクター(自分の分身)の視線の高さと、実際の自分の視線の高さに齟齬が生まれると、脳は異常を感じてしまいVR酔を引き起こしやすくなってしまいます。

特にVRアプリは、視点がコロコロ変わるし、キャラクターの視線の高さもまちまちですが、なるべくそのキャラクターに近い視線の高さでVRアプリをプレイするようにしましょう。

「自分の視線とVR画面の視線を合わせる」たったこれだけのことですが、VRアプリプレイ時の(PSVRも!)VR酔を予防することが出来るので、なるべく実践してくださいね。

VR酔対策はコレでバッチリ! VR酔を予防して楽しくレッツVR!

「VR」というコンテンツは、比較的新しいコンテンツです。
そのため「VR酔」と聞くと今までの常識とは、まったく異なる”酔い”だと誤解されやすいのですが、VRの原理はそんなに複雑ではありません。

確かにVR独自の没頭感は、今までのどのツールにもなかったモノですし、VRコンテンツが脳に与える影響は研究段階のモノがあるのも事実です。

しかし「VR酔」に関しては、VR独自のモノではなく、車酔いと同じくベクション(視覚誘導性自己運動感覚)という身体と脳の感覚の齟齬によって生じる“脳の誤作動”が原因です。

だから、車酔いと同じくVR酔に関しても、そこまで深刻に考えないでください。
VR酔になったからと言って、命を落とすことは絶対にありません。

車酔いと同じ、横になっていればVR酔も治ります。
ただ、あの気持ち悪さは、耐え難いモノがあるのでなるべくVR酔をしないように、対策だけはしっかりと行ってくださいね!

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