VRの最大のメリットは「その場にいながら、どんなコトでも仮想現実で疑似体験できる」ということではないでしょうか?
本来ならば、実際にその場へ行かなければ体験できなかったようなコトもVR技術の発達により、VRゴーグルを着用するだけで、まるで目の前に行きたかった場所、見てみたかった場所があるかのような錯覚を覚えることができます。
VR技術の発達により、さまざまな分野で”その場にいながら”いろんな体験が出来るようになりました!
今回はそんな、その場にいながら体験できるVR世界の一端をご紹介したいと思います。
[CASE①]その場で物件・観光地・ホテルなどをVRで見学!
まずご紹介するのは、VRを活用したシステムを開発しているOneStone社がサービスを開始した、スマホをつかってさまざまなスポットを見学できるサービス『Warp』です。
WarpはスマホとVRゴーグルを組み合わせることで、誰でも手軽に不動産物件や観光地、ホテル・旅館、アミューズメント施設、イベント会場などを見学できることが出来るサービスです。
これまで引っ越し先や結婚式場、はじめてのデート先などを自分の足で下見する必要がありましたが、これからはそんな下見も、すべてVRゴーグルとスマホさえあれば出来るようになるみたい!
すでに不動産会社を中心に50社以上が『Warp』を導入しており、今後は引越し先を探すのも「不動産屋さんに相談」から、『Warp』を使ってまず「VRで見学」という時代になるかもしれませんよ。
[CASE②]VRでライブ体験。今後はVRライブが主流になる?
PSVRなどでは、すでに実現化している、VRライブ。
VRゴーグルを装着することで、好きなアーティストのミュージックライブを自宅にいながらリアルに楽しむことが出来る、そんな未来がすでに訪れているのです!
2018年現在「きゃりーぱみゅぱみゅ」や「水曜日のカンパネルラ」「キュウソネコカミ」などのバンドが『360Channel』などのコンテンツを通じて、自身のVRライブ映像を配信しており、今後はアーティストのミュージックライブもVRゴーグルを装着して楽しむのが当たり前の時代になるのかもしれません。
[CASE③]VRで動物園や水族館に行ける時代に?
朝日新聞デジタルの人気コンテンツ『いきもの目線 360度動画』を利用した、「VRどうぶつえん・すいぞくかん」というサービスが闘病中の子どもたちに元気を与えているそうです。
この『いきもの目線 360度動画』のように、今後はVRゴーグルをスマホを組み合わせることで、まるで動物園や水族館にいるような体験ができるコンテンツが現在進行系で増え続けており、こういった試みによって病院の外になかなか出ることが出来ない闘病中の子どもたちのストレス軽減にVRが役立っているそうです。
病院という限られた空間でしか過ごすことができなかった闘病中の子どもたちにとって、仮想現実とは言え、病院では見られない動物や体験できない物事を体験できるというVRコンテンツが、ある種の救いになっていることは、想像に難しくありません。
VRで行けない・行きたい場所へ行こう!
ご紹介した3つのケースのようにVRを活用して、自宅や病院にいながら、なかなか行けない場所にいける世界が、すでに現実のものとなりつつあります。
気になっている場所、これまで行けなかった場所、行きたかったアーティストのライブ、これら全てがVRで体験出来る時代が、すでに訪れているのです!
このままVR技術が発達していけば、なにかと忙しい現代人であっても、VRを使っていつでも、どこでも好きな場所に、好きな時、好きな人といけるようになるかも?