アナタは普段、どこでVRを楽しんでいますか?
2018年1月の株式会社インプレスホールディングスのVR体験者を対象とした調査では、「VRを体験した場所はどこ?」という質問にたいして、「自宅」と回答した人が43.3%で最も多く。
次いで「イベント会場」が24.1%、「アミューズメント施設」が19.1%であるというアンケート結果を発表しました。
改めて考えると、みんな“家”でこっそりVRを楽しんでいるんですね~!
確かに自分の視覚をカットされ、映し出される世界に没頭するというVRの性質から、人前で楽しむにはムリがあるし、携帯ゲームのように野外でプレイというのは、不可能でしょうけど。
それでは自宅でVRをゆったり楽しむには、どうすれば良いのでしょうか?
今回は自宅でVRを楽しむための注意点について、お話させて頂きます。
VRを自宅で楽しむ際の7つの注意点
- 安全を確認する
- ヘッドホンを使う
- 人のいない場所でする
- なるべく椅子に座って楽しむ
- 部屋で楽しむ時は鍵をかける
- 適度に休憩をしながら楽しむ
- 動き回っても良いようにスペースを確保する
VRヘッドセットを使ったことがある方は、ご存知だと思いますが、VRゲームや動画を楽しんでいると、周りのことがよくわかりません。
VRを使っている状態は言い換えるならば、視界をジャックされているようなモノ。
目の前で何が起こっているのか、そして周りに誰がいるのかが全くわかりません。
そういった改めて考えると当たり前のことですが、これからVRを楽しむ方のために、その当たり前のことにたいして注意喚起を細かくして行きたいと思います!
1.安全を確認する
VRゲーム、動画をプレイ中はその画面以外見ることが出来ません。
またヘッドホンをしていれば、そのコンテンツから流れる音しか聞こえなくなります。
そうVRゲームや動画をヘッドホンをして楽しんでいる場合は、視覚と聴覚をジャックされてしまいます!
極端な話、VRヘッドセットをつけ、ヘッドホンをしてゲームや動画をプレイしていたら、泥棒が入っても気づけない可能性があります。
もちろん、そんな状況でガスをつけっぱなしにしていたら危険ですよね?
自分の身を守るためにも、身の回りの安全確認は絶対に行ってください!
2.ヘッドホンを使う
ヘッドホンを使ってVRゲームや動画を楽しむと、ヘッドホンがない状態に比べて格段に、臨場感が増します(当サイトでは利便性を考えて線のないワイヤレスヘッドホンの使用を推奨しています)。
しかし、ヘッドホンを使うメリットはそれだけではありません。
ヘッドホンを使うことで自分がプレイしているコンテンツを他人にバレずに楽しむことが出来るのです。
例えば大人なコンテンツをVRで楽しんでいる時に、音がダダ漏れで、しかもその音を家族が聞いていたとしたら――もはや家族と面と向かって話すことが出来ないほど、恥ずかしいことになります。
そういったリスクを減らすためにも、なるべくヘッドホンを使って、第三者に音が聞こえないような状況を作りましょう。
3.人のいない場所でする
VRゲームや動画の中には、実際にその場で移動する必要があるものもあります。
スマホでプレイできるVRアプリの中にも、歩いたり、頭を傾けたりすることで、アプリ内のキャラクターが動くものも少なくありません。
そんな時に人がいたらぶつかって危ない!
室内とは言え、アナタがどんな風に動くかは他の人にはわからないため、ぶつかってケガをする可能性があります。
なるべく人のいない場所、人から離れた屋内でVRを楽しむようにしてください。
VRコンテツによっては人がいない方が好都合なものもありますし……。
4.なるべく椅子に座って楽しむ
立って、歩いて、実際に身体を動かすタイプのVRコンテツの量は決して多くはありません。
多くのVRコンテツは、頭を傾ける程度でOK。
そういったプレイの都合的には立ってプレイするよりも、座ってプレイした方がラクなんです。
また普通の椅子ではなく、ぐるぐるとその場で360度回ることが出来る回転椅子の方がVRコンテツを楽しみやすいですよ!
5.部屋で楽しむ時は鍵をかける
1人暮らしの方ならば、どこからか家族が入っていくる心配はありません。
しかし、家族と一緒に暮らしている場合は、いつの間にか家族がアナタがVRコンテツを楽しんでいる間に入ってきて、しかも楽しげにプレイするアナタを見ているかも知れません!
普通のVRコンテツを楽しんでいたとしても、誰かに自分がVRに熱中している姿を見ら得るのは、非常に恥ずかしいですよね?
そういった気まずい想いをしたくないなら、VRコンテツプレイ時はなるべく部屋の鍵をしめ、人に自分がプレイしている光景を見られないようにしましょう。
6.適度に休憩をしながら楽しむ
VRコンテンツに熱中してしまうと、ついつい時間を忘れて没頭してしまいます。
しかし、長時間VRコンテンツをプレイしていると、目や脳が疲れるだけでなく身体も疲れます。
長時間のVRコンテンツのプレイは「VR酔い」を引き起こすことがあるため、1時間に10分程度は休憩を挟むようにしてください。
7.動き回っても良いようにスペースを確保する
VRコンテツを楽しんでいる時に、ゲームなどの場合は自分の部屋がダンジョンのようになり、そのダンジョンの中を動き回ることになる場合があります。
先にも触れたようにVRゴーグルを着けている状況は視覚をジャックされているのと同じで、自分の足元に何が転がっているかすら、把握することが出来ません。
散らかしっぱなしの部屋でVRコンテツをプレイし、歩き回ることになった際には、何かしらに躓いてコケてしまうことになる場合も!
そういったムダなケガをなくすためにも、VRコンテツをプレイする際には、部屋の中で動き回っても良いように、特に足元のスペースを確保して、安全に移動できるようにしてくださいね!
7つの注意点を守って、VRを色んな意味で安全に楽しんでください!
数多く配信されているVRコンテンツの中には、面白いものが多く、文字通り「周りのものが目に入らない」ぐらい熱中してしまいます。
しかし、熱中するあまりケガをしてしまったり、恥ずかしい想いをしてしまったりしては意味がありません。
ご紹介した7つの注意点を守って、VRを色んな意味で安全に楽しむようにしてくださいね♪