ひと昔前のオープンキャンパスは、自分が行きたいと思うところに実際に足を運んでいましたが、今のオープンキャンパスはVRです!
「VRでオープンキャンパスって、どういうこと!?」と親御さん世代の方は思われるかもしれませんが、これからの時代はオープンキャンパスすらVRで行われるようです。
なぜVRでオープンキャンパスなのか、そしてVRオープンキャンパスの利点はなんなのか、これからのオープンキャンパスについて、詳しくご紹介したいと思います。
VRオープンキャンパスが増えている理由とは?
YouTube上には、上記のような大学の中を紹介するオープンキャンパスVR動画がいくつも公開されています。
東京の主要大学はほとんどと言っていい程、すでにVRオープンキャンパスが出来るようになっているみたいです。
さて、そんなVRオープンキャンパスですが、「オープンキャンパスに行くほどじゃないけれど、どんな大学か覗いてみたい」という学生のために作られている動画なんだそうです。
VRで気軽に大学のリアルを感じられる!
VRの最大の利点は「リアリティ」です。VRヘッドセットを装着し、ご紹介したような動画を見ることで、実際にその大学に訪れたかのような錯覚を覚えます。
つまりは、VRを活用することによって実際にその大学に行かずして、その大学のリアルな雰囲気を体験できるということ。
確かに行くか、行かないかわからないけど、とりあえず「気になる」程度の大学のためにわざわざオープンキャンパスに行くというのは、結構おっくう。
いくら行動力がある10代とは言え、「気になる」程度の県外にある大学までわざわざ足を運ぶのは簡単なことではありません。でも、VRならそんな気になる程度の大学でも、気軽にゲーム感覚でオープンキャンパスを体験できる。
VRオープンキャンパスの魅力は、この気軽さにあるのです!
大学側もVRオープンキャンパスを使って、幅広い学生に学校をアピールが出来るという利点が
学生側からすると、気になる大学の雰囲気をVRオープンキャンパスを利用することで味わうことが出来るというメリットがありますが、それでは大学側は、このVRオープンキャンパスについて、どう思っているのでしょうか?
実は大学側にとっても、VRオープンキャンパスには学生以上に利点があるのです!
それは少子化によって少なくなった学生に対し、全国規模で自分の学校をアピールすることが出来るから。
先にも触れた通り、学生は気になる大学を県外だろうが、県内だろうが関係なく、YouTubeなどの動画サイトを使ってVRオープンキャンパスを体験することが出来ます。
これは大学側も同じで、VRオープンキャンパスを行うことで、自分の大学がある地域の学生にだけ学校のPRが出来るのではなく、日本全国の学生に対して自分の学校をPRすることが出来るようになるため、全国から学生を募集しやすくなります。
さらに全ての大学がVRオープンキャンパスを実施していない今だからこそ、VRオープンキャンパスを使うことでライバル校よりも、一歩先んじた学校PRが可能であり、これから減っていくどう学生を囲い込むかどの大学も必死になっています。
学生側にも大学側にもメリットがいっぱいのVRオープンキャンパス
- いつでも好きな時に気軽にオープンキャンパスができる
- 距離や時間に縛られず好きな場所のオープンキャンパスを体験できる
- 実際に大学までいく手間と労力を削減することが出来る
- 全国の学生がVRオープンキャンパスを体験することが出来る
VRオープンキャンパスは、このように学生にとってメリットがいっぱいです!
また我が子とは言え、実際にオープンキャンパスについてくる親御さんの労力もVRオープンキャンパスを利用することによって、大幅に削減出来ることを考えると、まさしくVRオープンキャンパスは親と子に優しいと言えるでしょう。
もはや大学入学にもVRが必須な時代に! 今のうちからVRに慣れてないとヤバイかも?
親御さんの時代は限られた時間の中で、大学のオープンキャンパスに足を運び、「この大学に入るんだ!」と気持ちを固くしたものですが、そんな時代はもう古いのかもしれません。
これからの時代はVRを使って、気軽にゲーム感覚でオープンキャンパスを楽しむ時代になることでしょう。
これからどんどんVRオープンキャンパスは、普及していくでしょうが、もしかしたら、今後はリアルなオープンキャンパスに足を運ぶ学生さんの方が減少しそう。
まだVRオープンキャンパスは、始まったばかりですが、少なくとも言えることは将来のためにも今のうちからVRに慣れ親しんだ方が良いということ!
これから先、大学のオープンキャンパスだけでなく、さまざまな分野でVRにお子さんが触れる機会は増えるでしょう。
そんな時に「VRって何?」とならないよう、今のうちからお子さんにVRと触れ合う機会を作ってみてはいかがでしょうか?