スキージャンプといえば日本人選手も多いウィンタースポーツのひとつ。
巨大なコースの上を悠々と滑空する姿は鳥のようで、憧れる人も多い競技ですね。
ターンしたり回転したりと言ったアクションや採点方式の競技とは異なり、飛距離だけで勝敗を決するシンプルな勝負性も人気要素!
今回ご紹介するVR動画では、そんなスキージャンプをアスリートの目線から体験できちゃいます。
\2020年10月以降、YouTubeの仕様変更によりiPhoneでの2眼VR機能の対応は終了しています/
YouTubeでみる奔って飛ぶ、その一瞬を感じろ!
舞台はスロベニアのスキー場。
賑わうジャンプ台でアスリートがジャンプに備えてセットし、板と足の接続もしっかり安全確認。
滑走を開始するとそのスピードがとんでもない!
急勾配なので初動から猛スピードですが、更にぐんぐん加速していき、ついにジャンプ!
耳を荒らす風の音が凄まじく、着地後ようやく減速。
びっくりするのは加速中とジャンプしてから滑空している間、ほとんどそのスピードが変わらないということ。
ジェットコースターにでも乗っているかのようなスピード感ですね。
耳を塞ぎたくなるような風の抵抗を実感
スキージャンプは少し強めの風が吹くだけでも大きな影響が有るスポーツです。
追い風ならばいいですが、向かい風や横からの風がある場合は飛距離が数m以上変わってしまうそう。
風の抵抗を可能な限り抑えてより遠くまで跳ぶことが重要な種目であるため、「風」を肌で感じるスポーツとも言えるかもしれません。
この動画でも滑走から着地後の停止まで始終風を切る音が激しく、アスリートの身体を見れば風の抵抗を受け流したり受けたりと利用している事がわかります。
スピードを出す際と滑空中は胴体にピタリと付けて抵抗を減らし、ジャンプ後は減速のためか腕を広げています。
バランスをとるためでも有るのですが、この微妙な調節が大きく影響するスキージャンプは意外と理系向きかもしれませんね。
慣れたら周りをよく見る?ジャンプの研究にもGood
何度か繰り返し視聴してみたのですが、最初は正面以外を見る余裕がありませんでした。
跳んだタイミングも初回ではちょっと分かりづらくて、2回目の視聴で「減速せずに跳んでた」とびっくり!
何度か視聴したあとに真後ろ・真上・真下を見るようにしてみると、前述の風の抵抗を受け流す姿勢などに気づきます。
こういったアスリート視点の動画を体験できるだけでなく記録ができるようになったことで、数年で平均飛距離が大幅更新されるというスキージャンプの世界に更なる加速がかかるかも!?
研究してみたいみなさん、まずはこのVR動画を試してみませんか?