まるでモモンガのように、身体を大きく広げ風を身体で受け止めながら、空を飛ぶXスポーツはいろいろありますが、実際に体験するまでには非常にハードルが高いもの。
今回ご紹介する本動画も、撮影者がカメラを頭に装着して、パラシュートで激しい風が吹き荒れる美しいアルプスの山々を滑空するという趣旨のモノになっています。2度、3度と動画を見てみれば、かつてゲーテもそこで執筆したという美しい山々の姿を楽しむことが出来るのですが、初見でこの動画を見たら、とにかく「怖い!」としか感じないことでしょう。
それでは、本動画がどのように怖いかと言うと……!
\2020年10月以降、YouTubeの仕様変更によりiPhoneでの2眼VR機能の対応は終了しています/
VR動画をYouTubeで体験!氷河に削られて出来た断崖絶壁の中で飛ぶ!
本動画の舞台は、スイスのベルン州にある「ラウターブルンネン」という美しい場所です。氷河によって削られて出来たU字谷の底に町があるという場所なのですが、その独特な地形もあってか、ただ空を滑空しているだけなのに、恐怖感がすごいんです。
バックミュージックがない動画だから、風邪音がびゅーびゅー言ってるし、激しい風でパラシュートが揺れで画面を短い時間ですが、覆い尽くすのでリアルにパラシュートで飛んでるみたいな気分になってしまいます。
テレビ用の動画なら、パラシュートがカメラを覆い隠すシーンは写しません。しかし、VRだからこそ見ることが出来るこれらのリアルな情景は見るモノの想像力を刺激するため、カメラにパラシュートの布が映るだけなのに、なぜかそれが「もしかして落ちるかも?」というリアルな恐怖につながってしまうのです。
もちろん、動画が撮影された山々は美しいのですが、風に煽られる姿をVRで疑似体験するのは心臓に悪いですねぇ……。
高いところが得意な人は、純粋に景色の美しさを感じることが出来るでしょうが、私のように高所恐怖症気味の人は、リアル過ぎるパラシュートの情景にVRとは言えど足がすくんでしまうかも?
高いところが得意な人も、そうでない人も、本動画を見るとアナタなりの感動とスリルがあるから、とりあえず一度見てみてね!
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